スナオナシュキ

素直になりたい:30代男性(自営業)

最強の攻撃はカウンター

最近は空前のハムスターブームである。 

 

ある動画を見た時からハムスターの魅力にはまり、動画を貪るように見続けている。 天然でアホ丸出しの動きやアクシデントの数々を視聴し、笑いと癒しのダブル作用でプラスエネルギーをあたえてくれる。 

 

かわいい+面白い=最高。こういう計算式は義務教育で取り入れた方が良いと思う。 

 

ハムスターの天然に惹かれていたため、人間様が動画に付け足したハムスターのセリフとかはいらない。 まったくもって必要ない。 

 

「エサもっとくれよぉ」とか。 

「た、助けてくれぇ」とか。 

 

本当にいらない。そのおかげでふっと冷める瞬間はあったが、またすぐにクルクル回って吹っ飛ぶハムスターに癒される。 

 

カワユス。人生で初めて使う。ハムスターカワユス。

 

ある程度の種類の動画を見たら、ハムスターを自分のモノにしたい欲求が出てきた。 

 

僕は思い立ったら吉日な性格だ。 

ジブリ映画が好きで、特に好きなのはラピュタだった。その次はもののけ姫耳をすませばはファンタジー性が低そうなので敬遠していた。そんな事言っても天下のジブリ映画である。普通に生きていれば耳をすませばを見ようか見まいか、そんな選択肢は何度も出てくる。どのくらい出てくるかというと、炊飯器が壊れたから買い替えようとして、日本人の主食なんだから思い切って高級炊飯器買ってみるかとなり、いざ家電量販店行って「10万!?高ッ!アホちゃう!?」となる回数ぐらいはあるんじゃないか。

 

そんな自分が耳をすませばをレンタルDVDで借り、見終わったらどうなるか。 

 

終わった5分後にはバイクで御茶ノ水まですっ飛ばしバイオリンを買いに行く(実話) 

 

母の中ではスカチューンした爆音のスズキのTWでバイオリンケースを背中に背負って帰ってきた姿は、今でも伝説として(酒を飲むときに)語り継がれている。 

というくらい、影響されやすくすぐ行動してしまう。 

 

漫画のばらかもんも読めば、大根買ってきて、ダンボールで干し台を作り”このもん”を作り始める。

 

こんな前科があるのだから、普通に考えればすでにハムスターを飼ってしまっているはずなのだが、今回はストッパーが良く効いている。

 

そのストッパー役は嫁(猫好き)だ。 

 

と言っても「飼ってはいけません」的な直接的なストッパーではない。 

以前、ホームセンターに行った時に衝動で「ハムスター飼いたい」と言ってきた嫁(猫好き)に、どん兵衛が伸びきってしまうぐらいの長さで説教してしまったことがある。 

 

「命ある者を衝動で…」とか。「世話する時間はあるのか」とか。「いきものだから飽きたじゃ済まないんだぞ」とか。 

 

昔、8歳の時にお祭りで買ってしまったハムスターを母親に見せた時に言われた時と同じことを言っていたんだと思う。 幸いなことに納得してくれた嫁(猫好き)。

 

そして、それが今全力で自分に返ってきている。 僕がハムスター飼いたいと言い終わる前に食い気味で「え、あの時ダメって言ったじゃん」 と返ってきた。

 

「あたし、しなびたポテトが好きなんだよね」とマクドナルドでアウトローな嗜好性をアピールして、優位な立場で立ち回ろうとする、浅はかな女子高生のような頭脳を持っている嫁(猫好き)とは思えない、切り返しである。

 

そしてぐうの音も出ない。余計な言葉はいらない。そう言われたら僕はハムスターをあきらめるしかない。 言葉で嫁(猫好き)に勝てないのはいまだかつてない経験だ。 その強さ、ひらりマントを持ったドラえもんと同列と言っても過言ではない。 

 

ドラえもんのひらりマント、矢吹丈のクロスカウンター、FFのリフレク倍返し、

 

いつの時代も、言葉の世界でも、結局のところ相手の力を利用したカウンターが一番効くってことが身にしみてわかった。

 

今後の教訓にしよう。