スナオナシュキ

素直になりたい:30代男性(自営業)

小さい頃やってはおけば良かったこと

人生は一度きりなので、後悔のない生き方をしたい。このテーマと向き合う時、僕はすでに後悔してしまっている重要イベントについて考えてしまう。
 
それが、スカートめくりだ。
 
どうして小さい頃にやっておかなかったのか、後悔してやまない。ただ、勘違いして欲しくないのは、今も昔もスカートめくりを心の底から望んでやりたいと思ったことはない。
僕の小さい頃はどちらかというと、まわりの目や評価ばかりを気にする子供だったため、スカートめくりなんて明らかに評価が下がる行為するはずがなく、考えもしなかった。
 
どのくらい評価を気にしていたかというと、小学校1年生の時の掃除の時間で説明する。
 
掃除をするというは、サルでも分かるイージーなポイント稼ぎだったため、僕は積極的に掃除に取り組んでいた。掃き掃除もホウキを両手にしっかり握って丁寧に行っていた。もちろん、それを褒められる。イージーだ。「すごく丁寧だねぇ!偉いねぇ」ヨシヨシ、ナデナデ
 
「いえ、当たり前のことですから」
 
みたいな子供だった。同時にこの先生はチョロいな、とも思っていた。
 
そうして掃除にのめり込んでいった僕が、次に取った作戦は、タイルを1つ1つ丁寧に掃き掃除するという行動だった。教室の床は30cm角ぐらいで目地が入ったリノリウムの床材が貼られていた。そのタイル1つ1つに時間をかけ丁寧に掃き掃除をするという丁寧の極みである。
 
もちろん先生は褒めてくれた。すごく丁寧だと褒めてくれた。
 
ただ、その日から床の掃き掃除を違う人間がやることになった。当時、理由が全然わからなかったが、今になってわかった。「あ、こいつヤバイやつだ」と判断されたのか。
それを悟らせずに、僕を20年近く気持ち良いままにさせるなんて、あの先生やり手だ。全然チョロくなかった。、
 
そんな僕が、年月を経て、スカートめくりをやりたい、だなんて言い出したものだから
「いよいよ本格的にヤバイやつになったんだな」と思われても仕方ない。でも実際にはやりたい、というかやっておけば良かったという後悔なのだ。
 
「やればいいじゃん!人生一度きりなんだからさ!」
 
そんな自称ポジティブ自営業のコンサルタントに無責任な言葉に踊らされた僕が、今スカートめくりをしたらどうなるか?
 
一度きりの人生がそこで終わる。
 
こんなことは目に見えてわかっている。だからこその後悔なんだ。大人と子供の違いはなんだ?体の構造?落ち着いた考え方?そんなものは全部違う。大人と子供の違いは、スカートめくりをして捕まるか捕まらないかだ。
要するに「法」だ。”大人”も”子供”も所詮はただの言葉。結局、僕たちは国が決めたことに従うしかないのさ。
 
ここまで話しておいて、僕は根本的な勘違いをしているかもしれない疑問がある。
 
果たして、スカートめくりってそんなにメジャーなあるあるなのだろうか?ということだ。
 
漫画をよく読む僕にとって、スカートめくりは数ある学園生活の中でもメジャーの部類に入る。お昼は中庭で弁当、屋上でサボり、ぐらいはメジャーだ。
ただ、懸念材料もある。
これはリアルの話なのだが、よく初対面の人への真面目アピールで信頼を勝ち取るために、「僕はスカートめくりもやったことありませんから!」
というフレーズを良く使う。自分の中では「ホワイトな人物」ということもアピールでき、幼少時代を思い出させるノスタルジックなジョークでもある最強のフレーズだと自負している。
 
ただ、反応は良くない。
 
大体は失笑、愛想笑い、無感動な相槌で終わる。それでも時代がまだ追いついていないという理由で使い続けている。
あと、本当にスカートめくりをしたことがないとうジレンマをより多くの人に伝えたいのもある。
というか、全てはそれ。僕がスカートめくりをやるチャンスを逃し、今に至るのがすべて。
 
もし、幼少時代に経験した人がいれば、ぜひ感想を聞かせて欲しい。もちろん、イタズラの範疇のやつ。ちゃんと線引きしときたいのは、欲ではなく探究心からくるスカートめくりの方。飽くまで、探究心のやつ。
 
誰かいないかな。